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茅ヶ崎市議会議員 木山こうじ【市民の「いのちと財産」を守ること】

こんにちは、茅ヶ崎市議会議員の木山こうじです。

 

 

本日6月9日より、令和2年度第2回茅ヶ崎市議会定例会が開会いたしました。

 

会期は6月9日から6月30日の22日間となります。

 

審査する議案や、一般質問の内容は新型コロナウイルス関連に集中すると思われます。

しっかりと審査・追求して参りたいと思います。

 

 

 

ところで、今日(6/9)の昼過ぎに茅ヶ崎市内を防災無線が響き渡っていたのをご存知でしょうか?

 

 

内容としては、行方不明になってしまった子ども2人(12歳の男の子と11歳の男の子)の情報を求めています。。。といった内容だったのですが、

 

防災無線では聞き逃しなどあるため、SNSでの情報発信、、特に僕が再三要望し、約1ヶ月前にやっとのことで導入されたLINE公式アカウント」をもっと活用すればいいのではないかと思ったわけであります。

 

防災無線を聞き、「これは事件になる前にすぐ動かなければならない」と思い、執行部に「LINEをはじめとしたSNSで情報発信を早急に行って欲しい」と要望したところ、行政の答えは

 

 

 

「NO」でした。。。

 

 

市民のいのちに関わる緊急事態に何言ってんだと思い、何故「NO」なのかを聞いたところ、

 

理由は以下の通りでした↓

 

1、茅ヶ崎市LINE公式アカウントをはじめとしたSNSの運用方法は、「観光」や「イベント情報」「災害情報」などに特化したものとなっているため、行方不明者情報の発信は適用外である。

 

2、今回警察から行方不明者を捜索するにあたり、行政に対し「防災無線」を使った情報発信の要請があった。「防災無線」による情報発信に限った要請だったため、その他の情報発信ツールを活用するまでに至らなかった。

 

3、個人情報・プライバシー保護の観点から、警察や捜索を望んでいる市民の了解を得ずに、不特定多数の人たちに実名を公表することは慎重にならなければならない。

 

4、子どもの行方不明情報を流せば、過去に行方不明になった市民に対する情報発信との対応の違いが出てきてしまうため、公平性の観点からまずは運用方法を確立しなければならない。

 

 

以上のような回答でしたが、

 

皆さんどう思いますか?

 

 

 

行方不明になっていた2人の男の子は無事保護され、今回はたまたま大事には至らなかったからいいものの、「市民のいのちと財産を守ること」が責務である行政として、今回の判断はベストだったと言えるでしょうか?

 

 

行政職員を責めるつもりはありません。

 

肩を持つわけではありませんが、職員は職員としての立場と責任があるため、自分の価値観や気持ちだけでは動くことができないのです。

 

 

市民のいのちと財産を守るためにベストな対応をするためには、今回の事例を見ると今のままではいけないと僕は思います。

 

 

慣例・慣習・規律などに縛られず、不測の事態であっても職員が迅速にかつ適確に動けるような体制づくりを、議員として1日でも早く構築しなければならないと思った日となりました。

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