みなさん、こんにちは。
茅ヶ崎市議会議員の木山こうじです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2022年(令和4年)10月は、茅ヶ崎市長選挙が実施されることになります。
前回の茅ヶ崎市における選挙は2019年の統一地方選挙でした。
「それならば、茅ヶ崎市長選挙だけなぜ令和4年の10月に?」
と思う方も多いでしょう。
今回は、なぜ茅ヶ崎市長選挙が令和4年10月に実施されるのか、そして茅ヶ崎市の選挙について簡単にまとめてみました。
これを読めば、
- なぜ茅ヶ崎市長選挙が令和4年10月に実施されるのか
- 茅ヶ崎市市長選挙への立候補予定者はだれなのか?
- 茅ヶ崎市長選挙の告示日は?
- 茅ヶ崎市長選挙の投票日はいつ?
- 茅ヶ崎市で行われる選挙は他にある?
といった疑問が解決されると思います。
茅ヶ崎市民の未来を決めるのが茅ヶ崎市長選挙といっても過言ではありません。
自分が住んでいる街の首長を決めるのはとても大事なこと。
また、普段あまり選挙というものに馴染みがない方も、この記事によって少しでも選挙や市役所、行政に興味を持ってもらえたらなと思っています。
→【茅ヶ崎市議会議員木山こうじ 活動報告ページをチェックする】
茅ヶ崎市長選挙の選挙期間はいつ?
茅ヶ崎市長選挙の期間は、
2022年(令和4年)
10月23日~29日
です。
投開票は
2022年(令和4年)
10月30日(日)
に実施されます。
この選挙期間の間、立候補者は街頭演説をしたり、選挙カーで選挙運動をしたり、駅に立って挨拶をしたりして、茅ヶ崎市民の皆さんに自分の意見や政策を訴えていくのです。
なぜ茅ヶ崎市長選挙が令和4年10月なの?
なぜ茅ヶ崎市長選挙が単独で令和4年10月に実施されるのでしょうか?
それは、前茅ヶ崎市長である服部信明氏が4年前に公務中に急逝したのが理由です。
公職選挙法では、その自治体の首長が不在になった場合、あらたに選挙を実施して次の首長を決めると定められています。
・市長が欠けた場合、欠けた日から5日以内に職務代理者が選挙管理委員会について通知。(公職選挙法第111条第4項)
・通知を受けた日より50日以内に選挙を行うこととなる。(公職選挙 法第34条第1項、5項)
なので、4年前の平成30年11月18日に茅ヶ崎市長選挙が実施され、その時に当選した佐藤光市長の任期がスタートしました。
その佐藤市長の任期満了とともに、令和4年10月に茅ヶ崎市長選挙が実施されることになったのです。
茅ヶ崎市議会議員選挙とは一緒に実施しないの?
いままでは茅ヶ崎市長と茅ヶ崎市議会議員選挙は同時に行われていました。
最後に同時に選挙が実施されたのは2015年4月の統一地方選挙の時ですね。
それを最後に、2018年10月に急遽茅ヶ崎市長選挙が実施されたので、今後は茅ヶ崎市議会議員選挙とは別に実施されることになったのです。
選挙には皆さんからの税金が投入されますので、個別に実施するよりもなるべくまとめて選挙をしたほうが経費は削減できます。
投票所、投票用紙、郵便代金、告知、候補者の書類、選挙人員・・・
こうした準備には多くの人員とお金が投入されるのです。なので、何度も選挙を実施するよりは、なるべく回数を少なくしたほうがいいと考えるのは自然なことです。
私は「令和4年10月の茅ヶ崎市長選挙と、令和5年4月の茅ヶ崎市議会議員選挙を同時に実施すれば経費削減になる」と提言しましたが、今回はその提言は通らずに市長選挙と市議会議員選挙は別々に実施されることになりました。
詳しくは活動報告ページの2021年10~12月号にも掲載してあるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
令和4年10月茅ヶ崎市長選挙の立候補予定者は?
現時点で茅ヶ崎市長選挙に立候補を予定しているとされているのは以下の方々です。
- 佐藤光氏 (現茅ヶ崎市長)
- 藤村ゆかり氏(現茅ヶ崎市議会議員)
- 桂秀光氏(インド・コインバトゥール工科大学招聘議長)
茅ヶ崎市長選挙立候補予定者① 佐藤 光 氏
茅ヶ崎市出身。米国フェイリス大学を卒業後、河野太郎代議士の秘書などを経て、神奈川県議会議員5期。2018年の市長選に出馬し、初当選を果たし、現在1期目。
(参照 神奈川タウンニュース)
茅ヶ崎市長選挙立候補予定者② 藤村 ゆかり 氏
群馬県生まれ。2015年に市議会議員となり現在2期目。現市政を「方向性は評価できる」としつつ「子どもや高齢者の心身の健康を保つための施策、市民と一体となったまちづくりへの優先順位をより高めるべきだと感じた。そのためには議員という立場に限界を感じた」と出馬の理由を明かしています。
(参照 神奈川タウンニュース)
茅ヶ崎市長選挙立候補予定者③ 桂 秀光 氏
東京都出身。「取り組みに庶民の目線がない。庶民は政治家や役人の財布ではない」と佐藤光市長の施策を批判。市長、市議会議員、市職員の給与を段階的に引き下げ、固定資産税、住民税も減税するといった政策、公約を発表した。また市長の任期を1期4年と定める考えも示しています。
(参照 神奈川タウンニュース)
茅ヶ崎市長に立候補する場合、所定の手続きを経て告示日の前日までに茅ヶ崎市選挙管理委員会に申し出れば立候補できます。
なので、10月22日までに新たな候補者が出てくるかもしれませんね。
すでに報道では佐藤氏や藤村氏、桂氏の立候補がリリースされていますので、詳しくはそちらも御覧ください。
茅ヶ崎市長選挙の告示日はいつ?
茅ヶ崎市長選挙の告示日は
2022年(令和4年)
10月23日(日)
です。
この日に前日までに立候補を表明した方が確定し、選挙期間へと突入していきます。
茅ヶ崎市長選挙の投票日はいつ?
茅ヶ崎市長選挙の投票日は
令和4年10月30日(日)
です。
時間は
午前7時から午後8時まで
となっています。
茅ヶ崎市民の皆さんはご自分が住んでいる場所によって投票所が定められているので、自宅に郵送される投票所入場整理券を確認してみてくださいね。
茅ヶ崎市長選挙投票日に投票に行けない場合は?
仕事やレジャー、旅行などの予定があり、2022年10月30日の茅ヶ崎市長選挙の投票日に投票に行けない方はどうするのでしょうか?
そういった方々のために、公職選挙法では
【期日前投票】
という制度があります。
これは、投票日を迎える前に自分が選んだ立候補者に所定の場所で投票ができるという制度です。
前回の参議院議員選挙において、期日前投票ができた場所は以下の通りです。
- 茅ヶ崎市役所本庁舎1階市民ふれあいプラザ
- ラスカ茅ヶ崎6階ホール
- 小和田公民館講義室
- 香川公民館講義室
- ハマミーナまなびプラザ2階会議室
おそらく、茅ヶ崎市長選挙の時にも同様に上記の場所で期日前投票ができるかと思います。詳しくは市役所HPをご覧ください。
来年2023年実施予定の茅ヶ崎市議会議員選挙の時も同様に期日前投票ができますので、投票日に投票に行けない方はぜひこの制度を利用してみてはいかがでしょうか。
前回の茅ヶ崎市長選挙の投票率はどのくらい?
前回(2018年11月)の茅ヶ崎市長選挙の投票率は40.86%でした。
この数字を高いと取るか低いと取るかは個人の考えにもよりますが、少なくとも私は低いと思っています。
自分が住む街の方向性の舵取りをする市長の選挙に、市民の半分以上が参加しないということは好ましくありません。
立候補者の意見を聞き、茅ヶ崎市をどんな街にしていきたいのか?を真剣に考えている人間に市長をやってもらうべきです。
市長の裁量や才覚により、大いに発展している自治体はたくさんあります。
千葉県流山市の井崎市長や、兵庫県明石市の泉市長は有名ですよね。
流山市の井崎市長は、世界中で少子高齢化が問題となる中、共働き世帯をターゲットとした政策を進めました。
そして、「駅前送迎保育ステーション」の創設や、全国の地方自治体で初めて行政に「マーケティング課」を設置するなどで話題となりましたね。
その功績もあり、今や流山市は5年連続で転入超過数、人口増加率ともに全国792市で1位となったのです。
一方で、明石市の泉市長は、医療費や給食費など明石市独自の5つの無料化を進め、人口9年連続増、出生率1.70など実現しました。
彼らの実績がまるで反映されているかのように、投票率も43.8%(流山市)、46.8 %(明石市)と、茅ヶ崎市の選挙投票率よりは高い数値となっています。
投票率からだけでなく、井崎市長や泉市長の「この街をよりよい街にしよう!」という情熱と行動力が市民の賛同を得て、全国でも注目されるような都市になったことが伺えます。
こうしたことから、「東の流山市、西の明石市」と呼ばれるほどその知名度はグングンと上がっていったのでした。
自分が住んでいる都市の市長がポジティブなニュースで全国的に注目されれば、市民の皆さんも嬉しいでしょう。
すると、市民が市の行政や未来に関心を寄せるようになり、また市長や立候補者もその市民の願いを実現しようと真剣に考えているという、良い流れができるのです。
これから、日本はもっともっと地方分権の流れが強くなり、自治体によって差が生まれる状況になるでしょう。
茅ヶ崎市もより多くの人に好かれ、「茅ヶ崎市に住んでみたい」「茅ヶ崎市で子育てしたい」と思ってもらうように変化していくべきと考えます。
それには、市民のみなさんに茅ヶ崎市の行政に少しでも関心を持ってもらい、選挙の投票率を上げていくことが必要です。
今回の茅ヶ崎市長選挙や、来年2023年の茅ヶ崎市議会議員選挙の投票率が少しでも上がるよう、行政や議員側の情報発信が大事になってきます。
私自身も、日々の活動や自分の考え、行政の状況を発信し、少しでも投票率が上がる努力をし続けて行きたいと思います。
2023年(令和5年)4月23日には茅ヶ崎市議会議員選挙があります
茅ヶ崎市長選挙が終われば、来年2023年(令和5年)4月23日(日)には茅ヶ崎市議会議員選挙が実施されます。
私を含め茅ヶ崎市議会議員の任期は4年で、2023年4月30日に任期が終了します。
そして、新たな茅ヶ崎市議会議員を決める選挙が実施されることになります。
議員定数28議席に対して、前回の立候補者の数は35名。
投票率は39.9%でした。
私、木山こうじも立候補し、2,504票を投じて頂き、獲得投票数13位で当選を果たすことができました。
また、次の茅ヶ崎市議会議員でも木山こうじとして新たな気持ちで挑戦しようと考えています。
茅ヶ崎市民のみなさんのため、尽力していきます!
過去の茅ヶ崎市の選挙に関するまとめはこちらの記事をおすすめします。
→【2019年茅ヶ崎市選挙情報まとめ記事【候補者・開票結果・投票所・期日前投票など】|茅ヶ崎市議会議員選挙2019】
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以上が、2022年10月実施予定の茅ヶ崎市長選挙に関する情報です。
これからさらに選挙に関する情報が行政からリリースされるので、新たな情報がありましたら随時更新していこうと思っています。
こうした情報発信により、一人でも多くの人が選挙に行き、1%でも投票率が上がれば、より多くの茅ヶ崎市民の方々が行政に興味を持ってもらえると思います。
ぜひ皆さんの力で茅ヶ崎市をよりよい街にしていきましょう。
茅ヶ崎市議会議員木山こうじでした。
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