茅ヶ崎の皆さん、こんにちは。
茅ヶ崎市議会議員の木山こうじです。
本日12/16(金)、今現在開会中の令和4年第4回茅ヶ崎市議会定例会で
今期最後の一般質問を行いました。
質問項目は大きく3つありますが、要約すると以下の通りです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
1、スポーツと観光を掛け合わせた、「スポーツツーリズム」について
2、過去最低となった茅ヶ崎市長選挙の投票率について
3、コロナの基本的対処方針の改訂に伴う、黙食の緩和について
この中で3については、本当にたくさんの方から情報提供をいただき、
朝から晩まで情報収集と原稿作成に明け暮れ、
前日の深夜まで修正に修正を加えながら臨んだテーマでした。
質問の流れをサクッとまとめます。
政府が11月25日にコロナ対策の対処方針を改訂し、文科省から11月29日に「給食時、コロナ対策として黙食は必ずしも求めませんよ」という通知が全国の教育委員会に出る。早速全国各地で黙食緩和の動きが出る。福岡、愛知、千葉など。県内は横浜市や鎌倉市、川崎市など。
↓
木山こうじ:社会的に制限緩和が進んでいるけれど、子どもたちだけ取り残されていませんか。社会との整合性を図りながら対応をしていますか。
教育委員会:以前よりも各学校さまざま工夫しながら学校行事など行うようになっている。マスクを外すよう指導する場面も増えてきている。
木山こうじ:国は黙食は必ずしも必要ないと言っていますし、他市でもこんだけ緩和しているのだからうちもやりませんか。
教育委員会:多くの人数で同時に食事を摂る給食は、各家庭それぞれ考え方があるから、一律に会話を可とするには時間がいる。
木山こうじ:そもそも、感染蔓延と給食時の会話との因果関係は証明されているのか。明確な根拠のない対策、合理的でない対策はやめましょうよ。
教育委員会:第8波による市内の感染状況を鑑みると、教育委員会から一律に黙食緩和の通知を出すことは難しい。しかし、他市のそういった事例は各学校に工夫の事例を示す。(因果関係については触れず)
木山こうじ:黙食が感染症対策として明確に効果があるのであれば、政府が基本的対処方針から黙食の記述を削除するわけがない。政府の認識は、正常化に向けてコロナ対策の引き算をしていく上で、黙食はそれほど重要事項ではないということ。必要なのは柔軟な対応と決断する勇気、他市にできて本市にできない理由はない。
教育委員会:黙食をやめてほしいという意見がある一方で、感染リスクの高い家族がいる家庭では黙食を続けてほしいとの声もある。双方の意見を尊重するためにも黙食緩和については慎重に進めていく。
要約するとこういった内容でした。
自分の力不足で明確な答弁が引き出せず、悔しい思いでいっぱいです。
やりとりに関しては限りなくフェアに要約をしたつもりですが、私の主観も混じっている可能性もありますので、茅ヶ崎市議会HPで後日アップされる予定の動画、または会議録をご覧いただけると嬉しいです。
最後に、
いろんな立場があって、いろんな考え方があって当然ですが、
教育委員会・校長教頭などの教育関係者に対して以下のことを自問自答してもらいたいと思っています。
皆さんは1日も欠かさず黙食してますか?
自分たちだけ演劇・コンサート・プロスポーツ等楽しんでませんか?
居酒屋・ファミレスで向かい合って食事してませんか?
そういった楽しみを子どもたちから奪ってませんか?
今やっていることは絶対に正しいことと言えますか?
10年後、20年後、彼ら彼女らの前で責任を持って、胸を張って「あの時は間違っていなかった」と言えますか?
言えないのであればそれを是正するために勇気を発揮してますか?
子どもたちに恥じない行動をしていますか?
マスクをする、しない、黙食をする、しないで分断を生んでいる一番の原因はコロナです。しかしその中で、ルールを決めて子どもたちにそのルールを守るよう強いているのは我々大人です。世界はもうすでにウィズ・コロナへと転換し日常を取り戻しています。世論などまわりの空気感ではなく、子どもたちに胸を張ってしっかりと説明できるようコロナ対策を進めていかなくてはならないと私は強く思います。