2023年は選挙イヤーとも言われています。
4年に一度、全国区の多くの自治体で選挙が実施されるからです。
通称、統一地方選挙ですね。
今回の統一地方選挙では、やはり【子育て環境の整備】について多くの立候補者がその意見を有権者に訴えることになるでしょう。
詳しく見ていきます。
令和5年4月に実施の選挙に関する情報です!
→【【顔写真あり】茅ヶ崎市議会議員選挙2023立候補予定者まとめ(随時更新)】CHECK!
統一地方選挙2023の争点のひとつは子育て
2023年の統一地方選挙の争点のひとつとして、子育て環境の整備が挙げられると思います。
厚生労働省が発表した人口動態統計(概数)によると、2022年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年より4万3169人少ない79万9728人。
1899年の統計開始以来、初めて80万人を割り込んだとのことです。
子どもを産んだあと、女性が社会復帰できる環境作りが整っていないため、出産に二の足を踏んでしまう女性や夫婦が多いのが原因と考えられています。
国力を測る一つの指針が人口数。
人口が多ければ多いほど、社会活動や生産活動も増え、また消費も増えるので国が活性化しGDPも上がっていきます。
一方で、人口がどんどん減り、特に消費の中心となる若い世代の人数が減ることで、国の活力や経済力もどんどん下がっていくことになります。
少子高齢化と言われて久しいですが、さらに出生率が戦後最低ともなると、いまここで対策をしっかりと講じておかなければ日本はどんどん衰退してしまうでしょう。
まずは地方自治体での子育て環境を整えることで、人口減少に歯止めをかける。
そうした自治体を増やしていけば、やがて日本の人口はプラス成長に転じるでしょう。
その子育て環境の整備をどのようにしていくのかを提言するのが、地方議員の役割だと僕は考えます。
今回の統一地方選挙では、子育て環境の整備を真剣に考え実行したいと思っている候補者はたくさんいるでしょう。
そうした人の意見を聞き、どの候補者になら未来を託すことができるかを有権者のみなさんにじっくりと吟味してほしいと思っています。
茅ヶ崎市は転入超過で全国市町村で19位
茅ヶ崎市においては、市外へ引っ越す転出数よりも市内へ引っ越してくる転入数が多い【転入超過】となっています。
全国市町村で茅ヶ崎市の転入超過ランキングは19位となっています。
茅ヶ崎市は、海もあり山もある自然豊かな場所です。
【湘南】【サザンオールスターズ】【サーフィン】などのイメージもあり、多くの人が「茅ヶ崎に住みたい!」と思ってくれている表れでしょう。
お隣の藤沢市も人気の都市です。
茅ヶ崎市や藤沢市に引っ越してくる人が増え、さらにこの地で出産して人口が増えていけば、自治体の税収も上がりより子育てをするのに魅力的な場所になることができるのです。
この現在のいい流れを止めないためにも、茅ヶ崎市として子育て環境の整備に一層取り組んでいくことが重要であり、また喫緊の課題であると考えます。
木山こうじが考える【子育て環境の向上】については、こちらのページをチェックしてみてくださいね!
自治体の人口減少は財政に影響が出る
自治体の人口が減少すれば、税収が減ってしまいます。
税収が減れば、子どもに関する施策に予算を充てることが難しくなり、結果的に他の自治体へ人口が流出してしまう可能性も出てきます。
とある自治体の市長は、
「(人口減少により)財政力が弱く、子どもの医療費無償化や移住者への補助金支給といった自治体間競争に参加することすらできない」
と嘆いています。
この流れが全国に広がっていけば、自治体間の格差がより激しくなり、いびつな人口分布になってしまうのでは、と懸念も広がりつつあります。
子育てしやすい自治体のモデルは兵庫県明石市や千葉県流山市
全国の自治体は、子育て支援や移住促進で実績のある自治体をモデルにしている傾向にあります。
中でも、兵庫県明石市や千葉県流山市は多くの自治体がモデルにしている実績のある市です。
兵庫県明石市が強化している子育て支援策
- 子ども医療費の無料化
- 第2子以降の保育料の無料化
- 0歳児見守り訪問「おむつ定期便」の無料化
- 中学校の給食費の無料化
- 公共施設の入場料の無料化
(参照 読売新聞)
こうした自治体が行っている施策を参考に、自分たちが住んでいる街を子育てをしやすい街にするにはどうすればいいのか?をどんどん議論し実行していくべきでしょう。
一方で、茅ヶ崎市は子育て関連の補助に関して肯定的ではあるものの、「子どもに対する支援は画一的に国が主導して行うべき」とも考えています。
自治体によってスタンスが違いますが、正解はありません。
ただ、どの自治体も考えているのは「少子化対策が喫緊の課題である」ということです。
いまから少子化対策を真剣に考えなければならない
読売新聞記事によれば、神奈川県内の30市町村が回答したアンケートにおいて、自治体が国に求める少子化対策で最も多かった回答は
「学童・病児保育など保育サービスの拡充」(16自治体)
とのことでした。
次いで、
「授業料無償化など教育費支援策の拡充」(15自治体)
となっています。
茅ヶ崎市の佐藤光市長も、同アンケートにおいて茅ヶ崎市の人口減少は、大いに深刻であると回答しています。
転入超過傾向にはあるものの、日本全体で少子化に歯止めをかけなければいずれ茅ヶ崎市も人口減少となってしまうでしょう。
現時点から、少子化対策について議員や行政、またはこれから議員を目指す人達も真剣に考え実行していかなければなりません。
少子化対策や子育て支援は、自治体の税収入につながり、そこから行政サービス全体のクオリティも向上していきます。
子育てに対する支援が、巡り巡ってシニア層の持続的な支援にもつながっていくことを忘れてはならないと思います。
2023年4月には茅ヶ崎市では3つの選挙が実施されます。
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その選挙においても、茅ヶ崎市や神奈川県では少子化に対して各候補者がどのような対策を考えているのか多くの情報が発信されるでしょう。
有権者の皆さんは、各候補者がどのような情報を発信しているのかじっくり検討し、茅ヶ崎の未来を担う議員を真剣に選んでほしいと思います。
令和5年4月に実施の選挙に関する情報です!
→【【顔写真あり】茅ヶ崎市議会議員選挙2023立候補予定者まとめ(随時更新)】CHECK!
茅ヶ崎市議会議員木山こうじのSNS
木山 こうじ 41歳(無所属)
2019年の茅ヶ崎市議会議員選挙で、2,503票のご支援を頂き初当選させていただきました。
そして、この度茅ヶ崎市議会議員選挙2023でも心新たに挑戦を決意いたしました!
この4年間では、木山こうじは茅ヶ崎市議会議員として以下の点について活動してきました。
- 産前・産後ケア事業
- 茅ヶ崎市公式LINEアカウント導入
- 道路予定区域の有効活用施策
- ネーミングライツ導入
- 茅ヶ崎市長選挙と市議会議員選挙の同時実施に向け活動
- 茅ヶ崎市総合体育館、全館空調設備設置を推進
- 市内各所交差点や道路の安全対策、街灯LED化などを推進
- コロナ禍による失業者・雇用対策などを推進 など
この4年間で多くの茅ヶ崎市民の方に支えていただき、心より感謝申し上げます。
そして、今以上に茅ヶ崎市を良い街へと発展させるためにも、これからも挑戦し続けていきたいと思います!
ぜひ皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
→【茅ヶ崎市議会議員木山こうじはどんな人?マンガで見てみる】
茅ヶ崎市議会議員木山こうじとして、茅ヶ崎市についての情報や、日々の活動、議会や茅ヶ崎市長選挙・茅ヶ崎市議会議員選挙に関する情報などをSNSでも発信しています。
市民の皆様からのメッセージも随時受け付けておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
*)選挙専門大手サイト【選挙ドットコム】にも登録しています
→【選挙ドットコム 木山こうじページへはこちらから】